増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集
内科研修医が実施すべき基本的検査手技
尿一般検査
伊藤 機一
1
1神奈川県立衛生短期大学
pp.28-31
発行日 1999年10月30日
Published Date 1999/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906240
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尿一般検査は,ポイント・オブ・ケア検査(POCT),すなわち「診療・看護などの医療現場で行われる臨床検査」の代表である.尿一般検査とは通常,一般性状(量,色調,濁度,臭気),理学的所見(比重,pH),試験紙法による定性・半定量検査,顕微鏡的検査(沈渣鏡検)がある.非侵襲検査であり,得られる診断情報が多いことから,古くから医師自らが検査していた項目でもある.
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