今月の主題 下痢と便秘
便秘の診断的アプローチ
腹部単純X線・超音波・CTから何がわかるか
井筒 睦
1
1けいゆう病院放射線科
pp.1485-1487
発行日 1999年9月10日
Published Date 1999/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906179
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●腹部単純X線は簡便,非侵襲的であり,便秘患者に対する消化管ガス像の評価にスクリーニング検査として役立っ.
●超音波(US),CTは断層像が特徴であり,便秘患者へのスクリーニング検査として用いられることは少ないが,便秘の原因となる器質的病変の性状や進展度診断には有用である.
●CTは高速化により,種々の消化管疾患の診断に積極的に用いられ,新しい表示法による新しい情報が期待されている.
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