今月の主題 検査異常から考える血液疾患
血液疾患・病態へのアプローチ
白血球の異常
顆粒球の質的・量的異常のアプローチ
笹田 昌孝
1
1京都大学医療技術短期大学部
pp.628-629
発行日 1999年4月10日
Published Date 1999/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905988
- 有料閲覧
- 文献概要
●好中球の機能が低下すると感染症を,機能が亢進すると炎症病態を形成する.したがって,感染症や炎症で原因が明らかでないとき,好中球の機能異常を疑う必要がある.
●好中球の量的異常では無顆粒球症が特に重要であり,速やかな対処が必要である.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.