今月の主題 肝疾患診療 1999
インフォームド・コンセントに必要な肝疾患の知識
肝細胞癌の治療法の選択をどう説明するか
池田 健次
1
1虎の門病院消化器科
pp.298-300
発行日 1999年2月10日
Published Date 1999/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905914
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●肝細胞癌の治療法は,画像診断や検査により肝癌の状態,肝予備能,合併病態を把握し,心機能,腎機能,神経系など全身状態のアセスメントを行うなど,必要な情報を得たうえで決定する.
●どの治療法が最も優れているとは一概にはいえず,肝癌・肝機能の状態を勘案して,個々に決められるものであることを説明する.また,治療法の併用や変更がありうることも説明する.
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