今月の主題 肝疾患診療 1999
少し高度な知識が必要な肝疾患
どういう場合に自己免疫性肝疾患を疑うのか
菊池 健太郎
1
,
宮川 浩
1
1帝京大学溝口病院第4内科
pp.270-272
発行日 1999年2月10日
Published Date 1999/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905907
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●自己免疫性肝疾患の発症・進展機序の詳細は不明であるが,免疫異常に伴う自他覚症状,合併症,検出される自己抗体など,それぞれの疾患に特徴的な所見は少なくない.
●肝機能異常を指摘されて来院した患者に対しては,ウイルスマーカーの除外診断に加え,抗核抗体(ANA),抗ミトコンドリア抗体(AMA)とIgG,IgMのスクリーニングが求められる.
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