今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス
内科医が知っておきたい皮膚疾患
接触皮膚炎
戸倉 新樹
1
1浜松医科大学皮膚科
pp.686-688
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905048
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ポイント
●接触皮膚炎の皮疹の性状は多彩であり,水疱を形成するほどの症状の激しいものから,軽度の紅斑,落屑性皮疹を示す穏やかなものまである.
●法療方針の第一歩は原因物質の追求であり,特に慢性に経過する患者では重要となる.
●薬剤療法は症状の程度に応じて選択し,副腎皮質ホルモンの内服が必要な場合からステロイド外用剤の塗布のみで治癒する場合まである.
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