今月の主題 肺炎と肺臓炎
肺臓炎(間質性肺炎)の患者があなたの外来を受診したら
肺臓炎(間質性肺炎)患者を外来でフォローするときのポイント
高橋 亨
1
1北海道大学医学部第1内科
pp.1994-1996
発行日 1997年10月10日
Published Date 1997/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904743
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ポイント
●間質性肺炎患者の外来診療では,自覚症状,ラ音などの理学所見の変化や,皮膚や関節などの変化についても注意する必要がある.
●安定期の患者では,血液生化学,胸部X線写真,動脈血ガスや経皮的動脈血酸素飽和度,呼吸機能検査(含む肺拡散能)などは3〜6カ月ごとに,活動期の患者では1カ月ごとに経過をみていく.
●外来診療では,急性増悪の徴候をいかに早く発見するかということと,肺癌の合併の早期発見が重要である.
●在宅酸素療法施行中の患者は,月1回の経皮的動脈血酸素飽和度の値で評価する.
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