今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患
診断と状態評価
米国リウマチ学会分類基準を用いた診断の進め方
宮田 昌之
1
,
粕川 禮司
1
1福島県立医科大学第2内科
pp.2371-2375
発行日 1995年12月10日
Published Date 1995/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904263
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ポイント
●慢性関節リウマチ(RA)は臨床的には慢性多発性対称性関節炎を呈する.
●RAの好罹患部位はPIP,MCP,手関節,肘・膝・足関節,MTPである.
●RAではリウマトイド因子の出現とX線所見が特徴的であるが,リウマトイド因子の出現とRAと同様のX線像は他疾患でも起こりうる.
●RAの診断は上述の臨床症状,検査所見,X線像の組み合わせで行う.
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