今月の主題 見えてきた腎疾患
腎疾患診療の未来につながるトピックス
トランスジェニックマウスを使うと腎疾患の何がわかるか
新村 文男
1
1東京医科歯科大学医学部小児科
pp.2046-2051
発行日 1995年10月10日
Published Date 1995/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903901
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ポイント
●近年のマウスにおける発生工学的手法の確立により,特定の遺伝子を過剰に発現(トランスジェニックマウス),または欠損(ノックアウトマウス)させることが個体のレベルで可能になった.
●腎の発生研究に関し,これらの動物は有用なアプローチとなっているが,後天的腎疾患研究のためのモデル動物としては,方法論的にまだ工夫・改良の余地がある.
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