今月の主題 内科臨床における心身医療
社会的広がりの中で考える
過労と突然死
上畑 鉄之丞
1
1国立公衆衛生院疫学部成人病室
pp.1180-1184
発行日 1995年6月10日
Published Date 1995/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903713
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ポイント
●過労死の労災補償が社会問題になるなかで,心臓突然死の予防への関心も高まっている.
●本稿では,過労と突然死を中心に,疲労,過労の概念に関するこれまでの諸家の見解を紹介するとともに,過労死事例にみられた過労徴候を示す.
●また,ストレス,過労に関する最近の研究のなかで,特に心臓突然死とのかかわりをみたいくつかの研究に触れ,筆者の考える過労概念を述べる.
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