今月の主題 脂質代謝と動脈硬化
高脂血症治療の諸問題と新しい展開
新しい高脂血症治療薬の開発
中谷 矩章
1
1東海大学東京病院内科
pp.753-755
発行日 1995年4月10日
Published Date 1995/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903609
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ポイント
●フィブラート系薬剤で現在開発中のものとして,フェノフィブラートとジェムフィブロジルの2種がある.
●陰イオン交換樹脂ではMCI-196が開発中である.
●HMG-CoA還元酵素阻害薬は現在最も多く開発が行われており,フルバスタチン,BAYw 6228,アトーバスタチン,NK-104の4種がある.
●ACAT阻害薬は新しい作用機序の薬剤として開発が行われているが,実用化にはまだ時間がかかるものと思われる.
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