今月の主題 小児疾患とキャリーオーバー診療
思春期の患者をどうみるか
思春期の患者をどうみるか
弘岡 順子
1
1聖路加国際病院小児科
pp.260-261
発行日 1995年2月10日
Published Date 1995/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903495
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ポイント
●思春期の患者が“病気とともに積極的に生きる”よう援助することが,思春期の患者を診療する医師の目標であると思われる.
●保護者とともに来院することが多いが,まず患者自身と話をするよう努める.
●父母との親子関係,学校生活など生活環境を推察し,家族や教師の理解と協力を得る.また,彼らの性的な不安,問題に配慮する.
●同年齢でも心身の成長に個人差が大きいので,説明の方法は一律であってはならない.
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