今月の主題 消化器疾患の画像診断
微小病変の画像診断—選択と読み方
小腸
今井 裕
1
,
杉野 吉則
1
,
小林 剛
2
1慶應義塾大学医学部放射線診断科
2東京都立広尾病院放射線科
pp.139-143
発行日 1995年1月10日
Published Date 1995/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903469
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●小腸造影検査の基本手技は,腸管の分離と充盈像による腸管の辺縁の観察である.
●潰瘍性疾患では,腸管の変形から潰瘍の形態を読み取り描出することが重要である.
●潰瘍周囲の瘢痕帯の診断には二重造影像が必要であり,粘膜皺襞の消失や微細顆粒状の粘膜面として描出される.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.