今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開
薬物療法
プロスタグランジン製剤の評価と使い方
荒川 哲男
1
,
小林 絢三
1
1大阪市立大学医学部第3内科
pp.1658-1660
発行日 1993年9月10日
Published Date 1993/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902266
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●消化性潰瘍はプロスタグランジン(PG)欠乏症候群である.
●PGの欠乏は,quality of ulcer healing(QOUH:潰瘍治癒の質)を低下させる.
●PG製剤およびPG-inducerはQOUHを高め,再発しがたい潰瘍瘢痕を形成させるのに寄与する可能性が最も期待される抗潰瘍剤である.
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