SCOPE
40万画素電子内視鏡の使用経験
長廻 紘
1
,
杉山 茂樹
1
,
田淵 正文
2
,
藤盛 孝博
3
1東京女子医科大学消化器病センター内科
2東京共済病院内科
3神戸大学医学部第2病理
pp.1547-1549
発行日 1993年8月10日
Published Date 1993/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902247
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●はじめに
電子内視鏡が1984年に米国のWelchn Allyn社から開発されてから早くも9年が経過した.この間,オリンパス光学,東芝,富士写真光機,旭光学と相次いで電子内視鏡を開発,発売しており,各社とも逐次新機種への移行を展開している.
この中で,電子内視鏡はいくつかの問題点を孕みながらも,当初の予想どおり着実に普及してきており,今や消化器内視鏡といえば電子内視鏡を指すまでになっている.この電子内視鏡の1つの流れは多画素化であり,当初の4万画素から,10万,20万,27万画素へと発展してきた(図1).
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