今月の主題 心不全診療の新たな展開
心不全の病態生理と新しい評価法
心不全時の骨格筋
西島 宏隆
1
,
米沢 一也
1
1北海道大学医学部循環器内科
pp.1072-1073
発行日 1993年6月10日
Published Date 1993/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902134
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●慢性心不全患者の運動耐容能低下の原因として,心ポンプ機能以外に,骨格筋自体の異常が関与している可能性がある.
●筋肉自体の異常として,筋肉量の減少(萎縮)とエネルギー代謝効率の低下が考えられる.
●磁気共鳴スペクトロスコピー(MRS)は,非侵襲的なエネルギー代謝の検討に有用である.
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