Japanese
English
連続講座 整形外科領域の再生医療④
骨格筋のtissue engineering
The Tissue Engineering of Skeletal Muscles
貴志 和生
1
Kazuo Kishi
1
1慶應義塾大学医学部形成外科学
1Department of Plastic and Reconstructive Surgery, Keio University School of Medicine
キーワード:
skeletal muscle
,
骨格筋
,
tissue engineering
,
co-culture
,
共培養
Keyword:
skeletal muscle
,
骨格筋
,
tissue engineering
,
co-culture
,
共培養
pp.1537-1542
発行日 2004年12月1日
Published Date 2004/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408100595
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抄録:骨格筋の分化,神経筋接合部の形成などについては2次元的な環境下では詳細な研究がなされている.骨格筋のtissue engineeringを成功させるにはすでに研究されている骨格筋細胞,血管内皮細胞,脊髄前角細胞,線維芽細胞との相互作用を基に,3次元環境下でまとめ上げることが大事である.骨格筋を作成するためには,微小循環の形成,細胞の配列,神経支配など他の組織を形成するにあたり必須の技術を必要とする.これらの問題点をクリアすることで他の臓器のtissue engineeringを可能にすることができる可能性がある.
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