今月の主題 症例にみる血液浄化療法の進歩
病態と血液浄化療法
腎不全(急性・慢性)における血液浄化療法―体外循環
青池 郁夫
1
,
下条 文武
1
,
荒川 正昭
1
1新潟大学医学部第2内科
pp.828-833
発行日 1993年5月10日
Published Date 1993/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902087
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●急性腎不全/MOFの血液浄化療法に際してはブラッドアクセスとしてテンポラリーアクセスを用い,出血や凝固異常の防止のために抗凝固療法を行う.
●急性腎不全/MOFの血液浄化法としては血液透析(HD),持続血液濾過(continuous HF)が行われる.
●慢性腎不全ではブラッドアクセスとして内シャントや人工血管を用い,抗凝固療法を行う.
●慢性腎不全の血液浄化法としてはHD,HF,ECUM,血液濾過透析(HDF),modified HDF,pushed and pull HDFが行われる.
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