今月の主題 出血傾向の臨床
凝固異常による出血傾向
凝固異常の臨床的とらえ方
高松 純樹
1
1名古屋大学医学部第1内科
pp.32-35
発行日 1993年1月10日
Published Date 1993/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901918
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●凝固異常による出血は,特徴ある臨床症状を示すことも多く,詳細な問診が必要である.
●凝固異常による代表疾患である血友病では,筋肉内出血,関節出血などの深部出血が特徴である.
●臍帯脱落部の出血は無フィブリノゲン血症,第XIII因子欠乏症に特徴的である。
●DICでは採血部位,外傷部位からの出血が特徴である.
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