総合診療minimum requirement
糖尿病の治療・2—慢性期の治療
伊藤 澄信
1
1国立東京第二病院・総合診療科
pp.2334-2336
発行日 1992年12月10日
Published Date 1992/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901911
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Point
●食餌療法の基本は標準体重×25kcal/日
●運動療法は歩行1回30分,1日2回を基本に
●空腹時血糖が200mg/dlを越えたらインスリン療法を考慮する.
●インスリンで血糖を正常化すると内因性インスリン分泌能も改菩する.
●血糖自己測定させると病識,コンプライアンスが著しく高まる.
●経口糖尿病薬はグリミクロンとダオニールの2つを使いこなせば十分
●SU剤には一次無効と二次無効がある.
●インスリン開始量は①体重,②スライディングスケールから推定できる.
●投与量の調整は各食前,就寝前の血糖チェックで
●早朝空腹時血糖が高いときはDawn ohenomenon, Somogyi効果があることを忘れずに
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