今月の主題 内科医のためのCT・MRI
MRI—胸部
肺・縦隔
田中 宏
1
1東京都職員共済組合青山病院・放射線科
pp.1088-1091
発行日 1992年6月10日
Published Date 1992/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901555
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ポイント
1)組織濃度分解能に優れ,腫瘍の内部性状,肺の二次変化を伴う肺癌の同定,腫瘍の胸壁内浸潤範囲の把握に有用である.
2)多方向撮影が可能であるため,腫瘍の全体像の把握に役立つ.また気管分岐下,Botallo管リンパ節の検出能が良い.
3)血管が無信号域として描出されるため,造影剤なしで軟部組織との鑑別が可能である.
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