心療内科コンサルテーション・2
内科領域で心理テストをどう用いるか
小宮山 博朗
1
1九州大学医学部・心療内科
pp.360-363
発行日 1992年2月10日
Published Date 1992/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901392
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心理テストは,一般に精神疾患(心因性疾患)やその発症と経過に心理社会的要因が関与している心身症に対して,心理状態や精神症状,性格傾向や行動パターンなどを客観的に評価する目的で用いられる.
身体疾患の診断と治療を日常業務とする内科臨床においてこれをどのように活用できるであろうか.内科医が心理テストの施行を考えるとすれば,次のような場面であろうか.
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