今月の主題 リンパ系疾患の臨床
リンパ系疾患の基礎
染色体異常とリンパ系悪性腫瘍
大屋敷 一馬
1
,
村上 知文
1
,
外山 圭助
1
1東京医科大学・第1内科
pp.1156-1158
発行日 1991年7月10日
Published Date 1991/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900947
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ポイント
1)免疫関連遺伝子の染色体部位における染色体異常の検出は,リンパ系悪性腫瘍の細胞帰属およびその診断を決定することができる.
2)リンパ系腫瘍における染色体異常の出現頻度は患者の年齢によって異なるため,その臨床的意義を的確に把握する.
3)染色体異常に密接に関連している分子生物学的変化の意味を理解し,総合的に解釈する.
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