今月の主題 輸液療法の実際
電解質輸液の進め方
輸液療法の合併症とその対策
申 性孝
1
,
和泉 雅章
1
,
折田 義正
2
,
鎌田 武信
1
1大阪大学医学部・第1内科
2大阪大学医療技術短期大学部・衛生技術学科
pp.970-972
発行日 1991年6月10日
Published Date 1991/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900906
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ポイント
1)輸液療法を開始する前に病態を正確に把握することが重要である.
2)輸液製剤の選択,投与量,投与速度などは病態によって決定されなければならない.
3)輸液療法施行中は臨床症状,血清電解質,酸塩基平衡,尿中電解質,血糖などに注意する必要がある.
4)カテーテル留置に伴う主な合併症は静脈炎,感染,血栓形成などである.
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