今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界
膵疾患
急性膵炎の薬物療法—その効果と限界
北川 元二
1
,
早川 哲夫
1
,
近藤 孝晴
1
,
柴田 時宗
1
1名古屋大学医学部・第2内科
pp.689-692
発行日 1991年4月10日
Published Date 1991/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900836
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ポイント
1)急性膵炎は原則的には内科的保存療法が適応となる.
2)発症時あるいは入院時には重症化の予測,重篤な合併症の確認が困難であるので,重症急性膵炎に準じて治療を開始し,臨床経過,画像診断の結果をふまえ,病態に即した薬物療法を行う.
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