今月の主題 膠原病—活動性の評価と治療の選択
臨床的活動性の評価と予後に影響する因子
Behçet症候群
竹内 明輝
1
1帝京大学医学部・第2内科
pp.2244-2245
発行日 1990年11月10日
Published Date 1990/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900581
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ベーチェット病は多彩な臨床症状を呈する難病であり,疾患活動性についても,ひとつの症状のみが活動性が強く,他の症状はおさまっているということが,しばしばみられる.一般的には主症状に含まれる眼,皮膚,口内アフタ,陰部潰瘍などは発病初期にはしばしばみられるが,生命予後にも関係する神経,消化管,血管症状などは,発病後数年たち,主症状がおさまりかけた頃に出現するので安心は出来ない.
以下,本疾患の活動性と予後に影響を与える因子について記載する.
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