増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
疾患からみた内科エマージェンシー
急性中毒
103.急性—酸化炭素中毒
石川 良樹
1
1大田原赤十字病院・第1内科
pp.2008-2009
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900520
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ポイント
1)一酸化炭素中毒が疑われた場合には,まず100%酸素の吸入を行う.
2)意識障害があれば高圧酸素療法が必要である.高圧酸素療法は発症後12時間以内に開始することを目標にする.
3)一般的な全身管理とともに,眠剤中毒などの合併に注意する.
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