増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
疾患からみた内科エマージェンシー
血液疾患・悪性腫瘍
98.悪性腫瘍におけるエマージェンシー—脊髄圧迫症候群
竹田 雄一郎
1
,
江口 研二料
2
1日本医科大学・呼吸器科
2国立がんセンター・内科
pp.1994-1996
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900515
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ポイント
1)早期診断,早期治療開始が,神経機能の回復に大きく影響する.
2)腰痛,脊椎骨の疼痛のある患者は,本症候群発生の可能性を念頭に置く.
3)緊急処置としてデキサメサゾンの大量療法を実施し,早期に放射線治療または外科治療を実施する.
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