増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
疾患からみた内科エマージェンシー
循環器疾患
59.徐脈性不整脈
田辺 晃久
1
1東海大学医学部・内科
pp.1871-1875
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900476
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高度房室ブロックや洞不全症候群(洞停止,洞房ブロック,徐脈頻脈症候群)など徐脈性不整脈でAdams-Stokes発作や心不全などが生じた場合には救急治療を要する.
多くの場合,将来にわたり心拍数の下限を保証するため長期ペースメーカ植え込みが必要となるが,緊急時には心拍数を増加させる薬剤を投与しつつ一時ペーシングを行うか,直接一時ペーシングを行う.
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