増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
疾患からみた内科エマージェンシー
循環器疾患
60.急性心不全
有馬 新一
1
,
田中 弘允
1
1鹿児島大学医学部・第1内科
pp.1876-1879
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900477
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ポイント
1)急性心不全の初期治療として,起坐位,酸素療法,即効性血管拡張剤(ニトログリセリンまたはニトロール®の舌下あるいは静注)が基本である.
2)急性肺水腫には塩酸モルヒネが有効である.
3)急性心不全を合併した急性心筋梗塞では血行動態監視は必須であり,Forrester分類により治療指針を決定する.
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