増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
救急手技
9.緊急ペーシング
木下 栄治
1
,
田辺 晃久
1
1東海大学医学部・第1内科
pp.1670-1672
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900426
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鎖骨下静脈窄刺による電極挿入法が導入されて以来,ペースメーカー植え込み術が簡便となり,適応に問題がない場合には,最初から植え込み術を行う症例が多くなった.しかし,生命の危機が大である重篤な不整脈が突然出現した場合,緊急ペーシングが必要不可欠である.以下,鎖骨下静脈穿刺による緊急ペーシングについて概説する.
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