今月の主題 再灌流療法時代の急性心筋梗塞診療
座談会
急性心筋梗塞治療の最前線
相澤 忠範
1
,
野坂 秀行
2
,
高野 照夫
3
,
山口 徹
4
1心臓血管研究所
2小倉記念病院・循環器科
3日本医科大学・集中治療室
4三井記念病院・循環器センター内科
pp.138-151
発行日 1990年1月10日
Published Date 1990/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900043
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山口(司会) 急性心筋梗塞の治療もaggressiveな治療法が効果をあげておりますが,とくに血栓溶解療法が大分普及し,最近ウロキナーゼ(UK)の静注が許可されるという状況になっていますから,実際にプライマリケアの段階でもUKを使う事態が十分考えられるような時代になったと思います.そういう時代を睨んで,心筋梗塞の診断,治療というものをこれからどういうふうに考えていくかということについて,第一線の先生方にご意見を伺っていきたいと思います.
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