特集 内科医が知っておくべきICU・ERでの薬の使い方
腎臓・電解質
輸液製剤の使い分け
須網 和也
1
1JA愛知厚生連海南病院救急科
キーワード:
輸液の益と害
,
組織灌流
,
輸液反応性
,
高ナトリウム血症
Keyword:
輸液の益と害
,
組織灌流
,
輸液反応性
,
高ナトリウム血症
pp.1651-1656
発行日 2024年9月10日
Published Date 2024/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229760
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Point
◎敗血症や急性膵炎など大量輸液を要する場合は晶質液を用いる.
◎輸液の益と害を理解し,組織灌流の評価・輸液反応性の予測を行い,不要な輸液を減らす.
◎自由水補充は高ナトリウム血症に対して行う.
◎輸液の種類は組織灌流の低下を認める場合は細胞外液を,そうでなければ5%ブドウ糖液を補充する.
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