特集 リウマチ膠原病疾患Up To Date!—押さえておきたい最新の診断と治療
リウマチ膠原病疾患と鑑別すべき疾患の診断と治療
結晶性関節炎の診断と治療
喜瀬 高庸
1
1那覇市立病院腎臓・リウマチ科
キーワード:
痛風
,
ピロリン酸カルシウム〔二水化物〕結晶沈着症
,
CPPD結晶沈着症
,
非ステロイド性抗炎症薬
,
NSAIDs
,
関節液
,
グルココルチコイド
,
GC
,
コルヒチン
Keyword:
痛風
,
ピロリン酸カルシウム〔二水化物〕結晶沈着症
,
CPPD結晶沈着症
,
非ステロイド性抗炎症薬
,
NSAIDs
,
関節液
,
グルココルチコイド
,
GC
,
コルヒチン
pp.1445-1449
発行日 2024年8月10日
Published Date 2024/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229717
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Point
◎結晶誘発性関節炎の代表は痛風と偽痛風である.
◎関節液の鏡検により確定診断を行う.関節液の採取が困難な場合や関節液で結晶が確認できない場合は,筋骨格超音波検査などの画像評価を包括した分類基準を用いた診断が有用である.
◎治療の基本は非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)であるが,副作用が懸念される場合はグルココルチコイド(GC)を使用すべきである.
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