特集 内科医が遭遇する皮膚疾患フロントライン—「皮疹」は現場で起きている!
各論 内科医が診る皮膚疾患:初期対応とコンサルテーション
強皮症—皮膚症状を手がかりに診断を進める
遠藤 雪恵
1
1群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学
pp.2101-2104
発行日 2023年11月10日
Published Date 2023/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229282
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症例情報 45歳女性.初診の6年前にRaynaud現象と手指の皮膚の硬化を自覚した.かかりつけ医を受診し経過観察の方針だったが,半年前より顔面の皮膚の硬化と口の開きにくさを自覚した.その後急速に皮膚硬化が悪化したため,当科を紹介受診した(図1).
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