連載 続・ケースレポートを書こう! “論文の軸の設定”トレーニング・12【最終回】
Haemophilus influenzae type aによる多発関節炎を伴う侵襲性インフルエンザ菌感染症の症例〜稀もしくは新規の病気・病原体〜
見坂 恒明
1,2
1兵庫県立丹波医療センター地域医療教育センター
2神戸大学大学院医学研究科医学教育学分野地域医療支援学部門
pp.2487-2491
発行日 2022年12月10日
Published Date 2022/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228667
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最終回となる今回は,ケースレポートにできる症例(①ある疾患の新規な症状・所見・経過,②ある薬剤の新規な副作用・薬剤相互作用,③2つの疾患間に予想外の関連性,④ある疾患の新規な診断方法,⑤ある疾患の新規な治療方法,予想外の治療効果,⑥稀もしくは新規の病気・病原体)のうち,⑥に該当する症例を提示する.
次の症例提示1)を読んで,第1新規性,第2新規性(または臨床的有用性)について考えてみよう.
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