特集 ちょっと待って,その痛み大丈夫?—“見逃してはいけない痛み”への安全なアプローチ
アプローチの仕方
人生最大の痛み
中村 真崇
1
,
島 惇
2
1奈良県総合医療センター集中治療部
2洛和会丸太町病院救急・総合診療科
キーワード:
細菌性髄膜炎
,
髄液検査
,
IVP
,
intra-venous push
Keyword:
細菌性髄膜炎
,
髄液検査
,
IVP
,
intra-venous push
pp.1626-1630
発行日 2022年9月10日
Published Date 2022/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228470
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Point
◎常にバイタルサインの評価,異常への介入から診療を開始する.
◎鑑別疾患は致死的な疾患から想起し,病歴聴取,身体診察,検査,治療を進めていく.
◎細菌性髄膜炎を疑ったら,なるべく早く「血液培養→ステロイド投与→抗菌薬投与→必要性があれば頭部CT→髄液検査」の順番で診療を行う.
◎抗菌薬のIVP(intra-venous push)に関しては,ある程度の安全性が示されているが,院内のコンセンサスを得る必要がある.
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