特集 ジェネラリストの羅針盤—医学部では教わらなかった28のクエスチョン
ジェネラリストはここまで診よう！
運動やリハビリは重要だけど，どう処方すればいいの？
若林 秀隆
1
1東京女子医科大学大学院医学研究科リハビリテーション科学分野
キーワード：
地域リハビリテーション
,
国際生活機能分類
,
理学療法
,
作業療法
,
言語聴覚療法
Keyword:
地域リハビリテーション
,
国際生活機能分類
,
理学療法
,
作業療法
,
言語聴覚療法
pp.835-839
発行日 2022年5月10日
Published Date 2022/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228254
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Point
◎リハビリテーション（以下，リハ）処方の要諦は，①リハの必要性を判断できる，②リハ処方箋でリハをオーダーできる，の2点である．
◎リハの必要性を判断するには，国際生活機能分類（ICF）で生活機能を評価することが有用である．
◎診察時に手段的日常生活活動（IADL），高度日常生活活動（AADL）およびICFの「参加」の変化を確認すると，リハの必要性の見落としが少ない．
◎リハの必要性に迷うときは，躊躇せずリハをオーダーすべきである．
◎不十分なリハ処方箋でも，リハをオーダーしないよりは望ましい．
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