特別寄稿
インスリンポンプやCGMセンサ使用時のスキントラブル対策
坂本 かず美
1
1東京医科大学茨城医療センター 看護部
キーワード:
スキントラブル
,
スキンケア
,
インスリンポンプ
,
GMセンサ
,
医療用テープ
Keyword:
スキントラブル
,
スキンケア
,
インスリンポンプ
,
GMセンサ
,
医療用テープ
pp.93-98
発行日 2024年2月20日
Published Date 2024/2/20
DOI https://doi.org/10.32249/en.2024030015
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
糖尿病患者の生活の質(QOL)の向上に貢献しているのが、インスリンポンプです。インスリンポンプは、細いプラスチック針を皮下に刺し、持続的に少量ずつインスリンを注入することで血糖コントロールを行う機器です。定期的なインスリン注射をすることなく血糖コントロールが可能なので、注射を行うための時間や場所を探すなどの制限がなく生活することができ、著しくQOLの向上が図れるようになりました。 一方で、インスリンポンプやCGM(continuous glucose monitoring:持続血糖モニタ)センサの固定テープによるスキントラブルの報告も挙げられています。ここでは、できるだけ患者さんの苦痛がなく、継続してインスリンポンプを使用できるよう、スキントラブルの予防に重点を置いて解説します。
Copyright© 2024 Shorinsha Inc. All Rights Reserved.