連載 見て,読んで,実践! 神経ビジュアル診察・35【最終回】
話せないのにどうやって!?—意識障害の診察法
難波 雄亮
1,2
1亀田京橋クリニック
2亀田総合病院神経内科
pp.369-378
発行日 2021年3月10日
Published Date 2021/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227454
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救急外来ではコミュニケーションがとれずストレッチャーで運ばれてくる患者さんもいますよね.「指示が入らないから神経診察なんか役に立たない!」という意見もありますが,頭部CTやMRIを撮影する前でも,おおまかな頭蓋内の障害部位は予想できることがあります.最終回となる今回は,すぐに画像にアクセスする前に,もう少し実践できるテクニックを記載します.
注:前提条件として,本稿では「頭蓋内疾患」を疑う場合の診察法を記載します.
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年2月28日まで公開)。
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