増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド
腎・泌尿器
48 IgA腎症—エビデンスに基づくIgA腎症診療ガイドライン2017
片渕 律子
1
1豊資会加野病院腎臓内科
pp.210-213
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226864
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押さえておきたい必須ポイント!
・IgA腎症は「免疫組織化学的に糸球体へのIgAの優位な沈着がみられる腎炎」と定義され,診断に腎生検が必須であるため,診断および治療は原則として腎臓専門医が担当する.
・慢性糸球体腎炎において最も頻度の高い腎炎であり,慢性に経過する血尿・蛋白尿例のほとんどはIgA腎症である.
・臨床的にも病理学的にも多彩であるため,個々の症例に応じた治療を行う.
・ステロイドは急性活動性病変に対して使用する.
・今回の改訂でクリニカルクエスチョン「飲酒制限は推奨されるか?」が新たに採用された.
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