特集 プライマリ・ケアのための—ポリファーマシー「超」整理法
ポリファーマシーの基本を整理する
ポリファーマシーの原因その3—医療者要因から見えてくるもの
北 和也
1
1やわらぎクリニック
pp.2112-2115
発行日 2019年12月10日
Published Date 2019/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226613
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎毎回でなくても良いので,定期的なdo処方の見直しが必要である.見直しのポイントについては,medication appropriateness indexなどが参考になる.
◎見逃されがちな処方カスケードを把握しよう.複数医療機関の通院歴があれば要注意.お薬手帳が2冊以上ある場合があり確認が大切である.
◎念のため,良かれと処方した薬剤が逆効果になる可能性があることを常に意識する.エビデンスはあるのか,リスクベネフィットの共有はできているか,患者の思い・価値観をないがしろにしていないか,多面的に考える必要がある.
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.