特集 心不全治療のFantastic Fourどう考え,どう使うか?
Fantastic Fourを使用するうえで何が障害なのか? どう克服したらよいのか?
ポリファーマシーにならないのか?
小出 雅雄
1
,
弓野 大
1
1医療法人社団ゆみの
pp.1190-1193
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.15104/th.2024100017
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Point
・ ポリファーマシーは単に処方薬が多いことを指すのではない
・ 心不全治療薬は4本の柱の時代を迎え,慢性心不全治療において多剤併用は治療に必要なポリファーマシーともいえるが,実際のGDMTの処方割合は高くはない.
・ 必要な治療薬の導入を積極的に行い,また減らすべきは「潜在的に不適切な薬剤」であり,スクリーニングを行い減薬に努める必要がある.
・ 減薬を行うためには,医師は自らの処方のみならず,患者が処方を受けているすべての薬剤について把握し,内服状況なども考え処方継続の要否を判断しなければならない.
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