増刊号 一人でも慌てない!—「こんなときどうする?」の処方箋85
どうする? こんなとき
85 【漫談】 みんな,ポリファーマシーどないしてる?—解決に向けた実践的な取り組みを語る
徳田 嘉仁
1
,
北 和也
2
1近江八幡市立総合医療センター救急・総合内科
2やわらぎクリニック
pp.460-466
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226196
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市民権を得た“ポリファーマシー”
“ポリファーマシー”という言葉が広まってから,ずいぶんと経った.いまや,さまざまな媒体でポリファーマシーが取り上げられ,先人たちの努力により,ポリファーマシーはすっかり市民権を得たと言えるだろう.そしてそれは,逆に言えば「普通のポリファーマシー記事を書いたって,絶対みんな読み飽きているに違いない」ということになる.
そこで今回は「いつもとは一味違った新感覚ポリファーマシー記事にしてみよや!」という“世界のキタカズ”,いや“世界のポリカズ”こと北和也先生にそそのかされた私(徳田)が,症例を元に2人であれやこれや喋った内容を書き下ろした「漫談形式」にしてみた.漫談なので,ノーエビデンスな内容もこっそり紛れ込んでいるが,どうかご容赦願いたい.
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