特集 内科医のための「ちょいあて」エコー—POCUSのススメ
超音波ガイド下インターベンション
超音波ガイド下血管確保
五十嵐 浩太郎
1
1北海道医療センター麻酔科
pp.2082-2089
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225913
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Point
◎末梢血管の穿刺において血管が目視・触知できない場合,これまでは経験や勘に基づいて盲目的に針を進めていたが,エコーを用いた「交差法」が有用である.
◎エコーを用いたからといって,一発で目的の血管を穿刺できるわけではない.エコー画面で白点(針)を目標である黒丸(血管内)に向けて,出→消→出→消……と微調整しながら進めていく(針点滅法).
◎交差法の注意点として,白点は針先ではなく,“針の途中”である.針先は上記のように点滅させることで確認する.
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