特集 内科医のための「ちょいあて」エコー—POCUSのススメ
皮膚体表エコー
褥瘡(DTI)エコー
藪中 幸一
1
,
真田 弘美
2,3
1東京大学大学院医学系研究科社会連携講座イメージング看護学
2東京大学大学院医学系研究科老年看護学
3東京大学大学院医学系研究科創傷看護学分野
pp.1984-1988
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225897
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Point
◎体表のエコーでは表皮・真皮層,皮下脂肪層,筋肉層といった層構造を意識する.
◎深部組織損傷(DTI)は深部組織から重症化していくので,初期には視認できず,エコーによる評価が重要である.
◎皮下脂肪層内に低エコー域と高エコー域の混在(cloud-like像)を認めた場合,DTIが強く疑われる.
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