特集 褥瘡 UPDATE エキスパートのための最新情報と栄養療法
(Part 2)褥瘡予測・予防・治療 ベーシック編 DESIGN-R🄬2020 深部損傷褥瘡(DTI)疑い
紺家 千津子
1
1石川県立看護大学 看護学部成人看護学
キーワード:
褥瘡性潰瘍
,
重症度指標
,
栄養管理
,
創傷被覆材
,
症状評価
,
体圧
Keyword:
Pressure Ulcer
,
Severity of Illness Index
,
Nutrition Therapy
,
Symptom Assessment
pp.858-862
発行日 2021年5月25日
Published Date 2021/5/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01532.2021242769
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<Key Point>・「深部損傷褥瘡(DTI)疑い」は、皮下組織より深部の組織の損傷が疑われる病態で、表皮剥離のない急性期褥瘡だけでなく、水疱、びらんなども含む。・DESIGN-R2020における肉芽組織の評価はg0の「創が治癒した場合、創が浅い場合、深部損傷褥瘡(DTI)疑いの場合」とする。・視診・触診、画像診断法(エコー、X線単純写真、CT、MRI)、クレアチンキナーゼ値、発生経緯などから総合的にアセスメントする。・深部の損傷の程度が明らかになるまでは毎日観察をする。
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