特集 どんとこい! 内科医が支える—エンド・オブ・ライフ
エンド・オブ・ライフを支えるための疾患の知識
可逆性の判断
世戸 博之
1
1明石医療センター総合内科
pp.1788-1791
発行日 2018年10月10日
Published Date 2018/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225849
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Point
◎エンド・オブ・ライフに生じた病態の可逆性を判断するための一般化されたツールやエビデンスは現時点ではない.
◎疾患トラジェクトリーなどで患者の予後に影響する主な疾患の一般的な経過を押さえる.
◎患者が疾患トラジェクトリーのどの位置にいるか,そして直近の変化や経過を把握する.
◎最も影響しそうな予後規定因子を把握し,起こりうる経過の仮説を立て,評価を繰り返し行う.
◎治療方針について患者・家族や他のメディカルスタッフとshared decision makingを行う.
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