特集 どんとこい! 内科医が支える—エンド・オブ・ライフ
エンド・オブ・ライフを支える精神・心理・スピリチュアリティへの対応
不眠
天津 透彦
1
1九州病院精神科
pp.1752-1755
発行日 2018年10月10日
Published Date 2018/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225840
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Point
◎不眠は緩和ケアでは高率に問題となり,他の苦痛を増悪させ,ケアの質にまで影響する.
◎不眠は心理・身体・物質・環境因子などが原因となるため,その原因の検索と対処が重要である.
◎病勢進行に伴い薬物療法による有害事象が問題となりやすいため、非薬物的な対応が優先される.
◎不眠の治療にはさまざまなものが影響するため,定型的な対応ではなく,個別の対応が推奨される.
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