特集 ここさえ分かれば—輸液・水・電解質
輸液・水・電解質のcontroversy
ネフローゼ症候群に対して「アルブミン+フロセミド」は有効か?
三浦 健一郎
1
,
服部 元史
1
,
竹本 文美
2
1東京女子医科大学腎臓小児科
2JCHO東京城東病院内科
pp.1084-1088
発行日 2018年6月10日
Published Date 2018/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225681
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ネフローゼ症候群に対する「アルブミン+フロセミド」は難治性浮腫に対するいわば,切り札として古くから慣習的に使用されてきた.この切り札によって尿量増加が得られ,回復に向かう症例も経験する.一方,いわゆるエビデンスの欠如を指摘する意見もある.
以下,ネフローゼ症候群に対する「アルブミン+フロセミド」使用に対して,賛成(Pros)・反対(Cons)の立場でエキスパートに論じていただいた.[長浜正彦]
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